「人生100年時代」といわれ国民の健康への関心が高まるなか、国も健康寿命を延ばすための事業を推進し(※)、様々なヘルスケアサービスが提供されています。 観光産業や健康産業においても、健康をテーマとしたヘルスツーリズムは、次代のキーワードとして注目を集めています。一方、消費者側にとっては、そのサービスが安心安全に受けられ、信頼のおける品質であることが求められています。
そこでヘルスツーリズム認証委員会では、プログラム内容、および提供する事業者の取組体制において、「安心・安全への配慮」、「楽しみ・喜びといった情緒的価値の提供」「健康への気づきの促進」という3つの柱からヘルスケアサービスを評価・認証し、利用者がその品質を一目で分かるよう「見える化」いたします。 ヘルスツーリズム認証が旅行選びの新たなスタンダードとなり、旅による健康増進へのきっかけを生み出します。
※ヘルスツーリズム認証制度は、経済産業省「健康寿命延伸産業創出推進事業」の一環として誕生しました。
消費者にとっては、新しい旅のスタイルとして楽しみが増え、非日常空間において品質を保証されたヘルスツーリズム認証プログラムを体験することで、健康に興味を持つきっかけとなったり、健康を維持・促進するための動機づけとなったりすることが期待できます。
ヘルスツーリズム認証プログラムを提供する側にとっては、サービスの品質保証となり、国内をはじめ健康志向の高い海外の旅行者にも有効なPRとなるほか、社員旅行や団体旅行に向けても新しいプランの提案が可能です。
また、認証マークによる品質保証は、事業者や、その地域におけるブランド価値の創造につながり、スタッフのモチベーションのアップや、サービスのさらなる向上が期待できます。
ヘルスツーリズム認証マークは、安心安全なヘルスケアサービスを提供しているという証です。当運営組織では、旅を通して人々が、そして社会が健やかになるよう、ヘルスツーリズム認証の広い普及を目指しています。
ヘルスツーリズムの健全な市場形成の基盤となり、良質なサービスの提供と消費に好循環をもたらします。
ヘルスツーリズム認証委員会は以下の3団体で運営しています。
ヘルスツーリズムに関わる研究・開発・啓蒙活動・人材育成等を行う団体
JIS・ISO規格等の開発・普及を行う日本規格協会グループにおいて、各種認証事業を提供する法人
スポーツツーリズムに関わる観光まちづくりや旅行商品化等を行う団体